初夏の夜、胸は高鳴り

あめすきん

2014年05月14日 23:31



ねえ 何度か手紙を書こうと思ったんだ
特別なことじゃない、なんでもないこと


あなたの見ている景色を浮かべる


きっと、あなたなりに一所懸命
その時間を感じている


ちょっと悩んだり
心地いい風の中過去を振り返ったり
それは自然に、必然に


あなたが望んでいるから


ねえ 今夜は風が強い
夏の匂いと混じり合ってどこか胸が高鳴る


ねえ また手紙を書くよ
この高鳴りが終わることはないから












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